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屋根材の代表的な分類は、「スレート」を使った屋根。「アスファルトシングル」を使った屋根。「金属」を使った屋根の3つに大きく分類されます。
それぞれ特徴が御座いますので、屋根材選びの参考にしてみてください。

良い点	安価、軽量、施工性良し、数が多く実績が高い
悪い点	製品寿命が約10年、築年数によりアスベスト含む
備考	カバー工法可
補足	昔ながらの陶器瓦を見事に淘汰し、現代住宅の標準基準屋根材となった化粧スレート。デザインこそシンプルですが、瓦の1/3程度の重さしか無く、何より安価なことも手伝って、今も数多くの住宅で採用されています。

良い点	変褐色無し（塗り替え不要）、比較的安価、軽量
悪い点	材質及び形状上苔が生えやすい
備考	カバー工法可、非国産製品
補足	認知度こそ低いものの、そのデザイン性から新築でよく見かけるようになったシングル屋根。既築においても既存の屋根にかぶせる"カバー工法"と特に相性がよく、表面の石粒の色が褪せない=塗り替えの必要が無いことから、メンテナンス性とコストパフォーマンスを両立させた屋根材です。

良い点	超軽量、超高耐久、変色無し（塗り替え不要）
悪い点	（金属全般として）雨音が響きやすい、断熱性に難、高価
備考	カバー工法可
補足	金属屋根の主流となっているガルバリウム鋼板は軽さ・薄さ・耐久性の三種を高い水準で兼ね備えており、板金という性質上曲面を作ることも可能なため、平版調ではなく瓦調デザインの金属も多く存在しています。｢安さよりも性能を！｣という方にもっとも向いている屋根材です。